2012年03月19日

大飯原発防災訓練に関電トップ異例の参加 再稼働判断へ猛アピール 

 18日に大飯原子力発電所で行われた関西電力の防災訓練は、関電の八木誠社長が現場入りし、陣頭指揮を執るという異例の訓練となった。政府は野田佳彦首相と関係閣僚の会議を月内にも開き、大飯原発の再稼働の是非を判断する方針。それだけに、関電のトップ自らが万全の災害対策をアピールすることで、再稼働に向けた世論を醸成し、政府の好判断を引き出す狙いとみられる。 「迷ったら報告してほしい。こちらで判断する」 同県美浜町の関電原子力事業本部に設けられた対策本部。八木社長は大飯原発や関電本店(大阪市北区)を結ぶテレビ会議を通じて矢継ぎ早に指示を出し、陣頭指揮をとった。 関電は平成12年から同様の訓練を毎年行っているが、社長自らが現地入りするのは初めて。異例の訓練となった理由について、関電は「東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて、かなり深刻な内容を想定したため」と説明する。 ただ、原発再稼働への政府判断が示される直前だけに、地元からは「再稼働を受け入れる準備を整えていると示唆し、国に判断を迫る狙いがあるのでは」と指摘する声もある。 訓練を終えた八木社長は、「福島(第1原発)事故を受けた対策について、ハード面、ソフト面の有効性が確認できた。大変有意義な訓練だった」と総括し、再稼働の条件となる安全対策が整っていることを強調した。 この日は日本原子力発電敦賀原発2号機(同県敦賀市)で福井県の防災訓練も行われ、西川一誠知事が対策本部で住民避難の指示や原子炉の冷却について状況の確認に当たった。自治体側もトップ自ら安全対策の徹底をアピールし、月内にも首相と関係閣僚が判断する大飯原発の安全性について、自治体と関電とが足並みを揃えた形だ。 原発依存度の高い関電管内は、今夏の供給力が昨年夏に比べ550万キロワット減の2398万キロワットに低下する見通し。火力発電所の稼働増にも限界があり、電力需給への懸念は高まっている。地元や産業界からも再稼働を求める声が強まるなかで、今回の訓練が再稼働への呼び水となるか。政府の判断が待たれる。【関連記事】 大飯原発で冷却喪失訓練 関西電力 大飯原発「再稼働」、滋賀県は説明対象外 官房長官 “無計画停電”から1年 「気温頼み」原発ゼロで今夏乗り切れる? 3.11から1年 いつになる電力不足の解決 「新しければ、良いわけではない」関電疑問の声 「人のために…」こぼれる涙

大飯原発防災訓練に関電トップ異例の参加 再稼働判断へ猛アピール 
Yahoo!プロフィール - デビルさんのMyプロフィール
プロフィールでもっと楽しくなるYahoo! JAPANライフ。Yahoo!プロフィールは自分の 誕生日、趣味や関心などを自己紹介し、興味あること、友だちの近況を知ることができる 場です。毎日の軌跡をつめこめるあなただけのプロフィール。

>>人気のブログをチェック
posted by proceed at 04:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。